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2 タイルカーペットの種類 |
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パイル素材 |
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タイルカーペットは、オフィスを中心としたコントラクト市場での使用が主流のため、パイル素材には耐久性に優れたBCFナイロンが多く使用されている。しかし、昨今の安価品の採用により、ポリプロピレンのパイル素材のものも増えている。
他に住宅向けのタイルカーペットも市場としてあり、ナイロン以外にポリプロピレンやポリエステル、アクリル素材のパイルもある。
限られた市場だが、高級感を演出するウール素材のものもあり、役員応接室や会議室等で使用されている。また、ゴルフ場等のスパイクシューズで歩行する場所向けに、ナイロンやポリプロピレン、獣毛等を混紡した繊維をニードルパンチし(獣毛タイプに仕上げる)、ビチューメンをパッキングしたタイルカーペットもある。 |
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テクスチャー |
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タイルカーペットに使われる生機はタフトされたものがほとんどである。テクスチャーの種類ではループパイルとカットパイルでは圧倒的にループパイルが多く、特に1/10Gのレベルループが最も多い。他にハイ&ローループ、カット&ループ、レベルカット、サキソニー等がある。
最近はより意匠性を向上させたものが開発され、数種類のパイル長をもち、加えてタフトするニードル(針)がシフトすることで複雑なテクスチャーになる"グラフィック系(デザインタイル)"と呼ばれるタイプもある。
タイルカーペットはコントラクト市場に多く使用されているため、耐久性が必要である。したがって、パイル密度も一定以上を必要とされ、タフトの規格としては、1/10Gのものが多くある。
また、太い糸や特殊な糸を使用する場合、タフト時に不具合が生じるため1/8Gの規格にしたものや、意匠性の向上や、特殊な用途向けのものにはより高い密度の1/12Gや1/13Gの規格のものがある。
他にニードルパンチタイプ(フェルトタイプ、ヘアタイプ)、電植タイプ、織物タイプがある。タイルカーペットの始まりであるニードルパンチタイプ(バッキングはビチューメン)は、耐スパイク用としてゴルフ場に使用されたが、現在ではスパイクレスシューズの出現で減少している。織物タイプには、サイザル麻の平織が公衆浴場の脱衣場等で使用されており、また、籐や竹使いのものもある。
色やデザインについては、主要ニーズがオフィス市場のため無地調が主流だが、アミューズメント施設や公共施設での市場が伸びているため、多色感のものや、プリントものの採用も増えている。 |
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(3) |
バッキング材の種類 |
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タイルカーペットのバッキング材による区分は、以下の通りである。 |
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タイルカーペットのバッキング材
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塩化ビニル樹脂(PVC) |
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オレフィン樹脂(APAO) |
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ビチューメン(アスファルト系) |
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ウレタン樹脂 |
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その他 |
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現在、国内で生産されているタイルカーペットのバッキング材は、加工面、物性面、コスト面で圧倒的な優位性のある塩化ビニル樹脂がほとんどである。しかし、塩化ビニル樹脂はハロゲン含有樹脂のため、燃焼時を考慮し、ハロゲンを含んでいない代替樹脂としていくつか材料がある。オレフィン樹脂(非晶性ポリプロピレン:APAO)、ウレタン樹脂(発泡タイプ)、SBRラテックス、ポリエチレン(発泡タイプ)、アクリル樹脂等がそれである。
国産初のタイルカーペットのバッキング材はビチューメン(アスファルト系)だったが、加工性、物性面、コスト面等において他の材料と比較し優位性が得られなかったため、少なくなってしまった。その他、家庭用向けに防音効果を向上させるために、フェルトタイプのバッキング材もある。 |
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