11.2 作業場の整理整頓  
           
   カーペット施工は、工場内と違い建築現場での仕事のため、建築に関するいろいろな職業に従事する人々が出入りして、作業環境は一定の秩序に沿っていないので、整理整頓に注意しないと、物につまづく、物を落とす、踏み抜く等、従事する人への危険がある。
   また、施設や住宅等のリフォームや敷き替えの場合は、作業する横やすぐ隣で家主や事業者が実際に生活や活動をしながらの作業となるため、作業員や各種工具や材料や接着剤等その取り扱いには十分事前に計画をたて、予測をして危険や災害を防止する必要があり、普段から安全衛生の教育を徹底し安全への意識を高く持つ必要がある。
       
         
      (1) 材料はよく整理する。カーペットの施工ロスや残材は、できるだけ早く片づけ、作業場を広く使う。  
           
      (2) 材料は雑に立てかけて倒れたりしないように、整然と積む。  
           
      (3) 通路、出入口、非常口、狭い階段には物は置かない。  
           
    (4) 揮発性の有機溶剤等を含む接着剤を使用するときは、十分換気に気を付けること。  
           
      (5) 普段良く使う材料や接着剤等は、いつでもその性質や取り扱いが説明できるようにMSDS(製品安全データシート)を持参しておくとよい。但しMSDSにはごく微量の原材料については記述を省略してあることも知っておくべきである。  
           
      (6) 敷き替えや施工時の材料の残材は、現場の分別廃棄の規則に従うこと。また、住宅の敷き替え等で持ち帰る場合は、産業廃棄物として適切に処理する。