第7章  張り替え工事
7.1  張り替え工事
   張り替え工事は、一般に床材の損傷、剥離による場合と、使用目的の変更などによる場合に行われる。
   床材の損傷、剥離による場合は、その原因が床下地、使用材料、使用接着剤によるかを調査、確認し、新しく張る床仕上げ作業の参考にすべきである。作業に当たっては、以下の事柄に注意すべきである。
         
(1) 既存設備機器、家具、調度などを汚染、損傷しないように養生シートなどで養生をしておく。
(2) 旧床タイル、床シートを電動剥離機、熱線剥離機または鋭利なケレン棒などで剥離し、旧接着剤をできるだけ多く削り取る。(できれば50%以上)
(3) 既存床材の剥離作業で、下地を損傷した場合、及び旧接着剤が完全に除去できない場合は、旧接着剤との接着性の良い下地補修材を薄く塗布し平滑に仕上げる。
(4) 下地補修材で仕上げた場合は、新しく張る床工事に使用する接着剤は一般工法による接着剤で施工して良い。
(5) 電動剥離機、トーチランプなどの取り扱いには特に注意し、使用に当たっては監督者の使用許可を受ける。
(6) 廃材などの発生材は、速やかに正規の廃材処理業者による処理の手配をする。