1、壁紙の点検
   施工にあたっては、壁紙が指定のものかどうか、量は十分か、ロットは同じかなどの基本的なところを確認した後、柄や材質をみて、柄合わせ、取り扱い方などを検討する。特に、糊付けした後の材料の伸び、縮み、糊の吸い込み状態などは、施工取り扱い上影響大であるので、事前によく点検し対応策を考えておくことが大切である。これとともに、傷や汚れなどの欠陥の有無もあわせてチェックする。その要点を表2.4.1に示す。


表2.4.1壁紙の点検の要点

項目

チェックポイント

方法

壁紙の確認

指定の商品かどうか、ロット番号

商品名、品番確認、見本帖と照合

検査

(1)
外観

--

柄合わせ、柄のリピート、色むら、色違い、プリント・絞むら、布目曲がり、柄の狂い、傷、しわ、汚れ

(1)

(2)

(3)

大きく広げて明るいところでみる

2枚以上並べ壁にかけてみる

作業中、常に点検する

(2) 隠蔽性
明るい場所で、壁紙の裏に隠蔽性グレースケールまたは、これに準じた色の差のあるものをあてて調べる。
(3)
裁断

--

ほつれ、スリップ、けば立ち

切り口を調べる
(4) 接着剤のつき具合

しわ、カール、しみ、糊の吸い込み、伸縮

壁紙を試験片として接着剤をつけてみる

壁紙の特性の把握

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
強度
色の堅牢度
透湿性
防かび性
耐硫化汚染性

必要により試験データを取り寄せる