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第8章 施工用道具・機器類 |
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概 要 |
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施工用道具は表具経師業者の伝統的な道具から始まったが、直張りが主になり、欧米の道具類が紹介されたり、能率や使いやすさを追求した新しい道具類がつくられたりして、次第に変化し種類が増えてきた。刃物は包丁や小刀からカッターへ、撫ぜ刷毛は馬蹄型へ、墨壺はチョークラインへなどと代わり、また、重ね裁ち用の定規が開発されるなど、例を挙げればきりがない。しかも、張る材料や現場によっては、伝統的な道具も必要になるので、その種類は:増える一方の観がある。
これとともに、施工用の機械類も次第に数が増えてきた。糊付け機、糊攪拌機の出現は画期的な出来事であった。施工能率を飛躍的に高め、その労働を著しく軽減させた。まだこれほどの普及はみていないが、電子式の寸法測定器、石こうボード目地処理用の国産のバズーカ、パテ塗布機、サンダー掛け用の集塵機、壁紙剥がし機等々、能率化や質のよい施工をめざした機器類が開発されている。高所作業用にはロボット系の自走式足場も出現しており、大規模な工事現場では次第に使われるようになるものとみられている。
新しい道具、施工用機械などについては、常に情報を集め、検討し、必要なものは取り入れるとともに、これがもたらす施工上の問題や業界への影響などを考えることは、これからの施工業者にとって欠かせないことといえよう。 |
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